【6月のつぶやき】

6月07日『週報』より
大阪阪教区司祭の川邨裕明神父です。芦屋教会と甲子園教会の主任司祭を兼任します。よろしくお願いします。3月初めから、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に協力するため、主日・平日の公開ミサを自粛し、ほぼすべての教会活動を中止してきました。それは四旬節から復活祭、復活節の期間でした。主イエス・キリストの受難・死・復活を自宅にとどまりながら、黙想してきたのです。ようやく緊急事態宣言の解除により、ミサや活動を再開できることになりました。素直に喜びたいと思います。今後も感染の状況によって柔軟に対応しなければなりませんが、集まれる喜びをかみしめながら、細心の注意を払いつつ感染防御し、心を合わせて祈りましょう。


6月14日『週報』より
緊急事態宣言の期間、インターネットでのミサ配信をご覧になった方もおられるでしょう。ある信者さんからは、「聖体拝領がないのでミサに与かった実感が持てない」との感想が寄せられました。聖体拝領がないミサは、メインのないフルコース料理のようだとのことです。「わたしは生きたパンである」「このパンを食べる人は永遠に生きる」とイエス様はおっしゃいました。サが再開され、永遠の命にいたるまことの食べ物であるパン(ご聖体)をいただくことができるようになりました。その恵みを深く味わいたいと思います。


6月21日『週報』より
イエス様は迫害を予告し、使徒たちに迫害する人々を恐れるなと三度繰り返し、本当に畏れるべきなのは神様だけであると励まします。イエス様は、人々も恐ろしいが神様こそ恐れなければならないと、使徒たちに教えられたのです。つまり、正しく恐れることが肝心なのです。私たちも新型コロナウイルスに対して正しく恐れながら、感染防御することが大切です。ウイルスへの厳戒態勢を維持しつつ、今日もミサの中で「私たちはイエスの仲間です」と、声には出さず心の中で叫びましょう。

6月28日『週報』より
散歩をしているとカラスによく出会います。黒い姿ゆえに、ゴミを荒らすがゆえに、時々人を襲うがゆえに嫌われる存在ですが、よく見ているとかなりユーモラスなところもあります。先日は高いネットの上で、恋人のように語り合う二羽のカラスを見かけました。イエス様は「敵を愛しなさい」とおっしゃいました。よくわからないので人類の敵のように思われがちなカラスですが、私も黒ずくめの服装でいることがあるせいかもしれませんが、近づいてみると共存すべき仲間のように親しみを覚えることがあります。よく知り合えば、敵は敵でなくなるのかもしれません。

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