07月04日『週報』より
人は舌や唇を使っていろいろな音声を発します。実は、音そのものにも、知らず知らず特定のイメージを感じ取っているのです。これを「音象徴(おんしょうちょう)」と呼びます。映画「ゴジラVSコング」が公開されましたが、これが「コシラVSコンク」だと迫力に欠けますね。濁音には「強いもの」とのイメージが伴うのです。逆に、「パパ」「ママ」「バアバ」などp・m・bといった音は、唇を使うので両唇音と呼ばれ、やさしいイメージを喚起します。神の呼び名はいろいろあります。「デウス」「ゴッド」「アドナイ」「万軍の主」「全能の神」、濁音が入るので、強いものとのイメージがあります。イエスは「アッバ」と呼び変えました。bの音を入れることで、神のやさしさをイメージできるようにされたのですね。
 
07月11日『週報』より
熱海の町中を走る土石流の映像には驚きました。夏のライブイベントで訪れた時のことを思い出しました。そこからは離れていますが、大学の時、下宿のそばを流れていたのが金目川でした。穏やかな流れ、情緒豊かな橋があり、癒しの場所でした。熱海と同じニュースで、その川が堤防まで茶色の水が押し寄せ、ところどころ決壊しているではありませんか。思い出も一緒に流されるようで悲しかったです。何年か暮らした場所が災害に遭うと、他人事とは思えません。もちろん、どんな災害でも他人事ではなく自分事としてとらえることが大事ですが、やはり身に迫る思いがあります。被害に遭われた方々のために祈ります。そして、災害が広がらないようにも。
 
07月18日『週報』より

いよいよ、オリンピックが開幕します。バブルが崩壊して感染が広がらないかとか、みんなが浮かれて町へ繰り出さないかなど、心配事はつきません。参加するアスリートも事前合宿ができなかったり、準備期間が持てなかったり、十分なパフォーマンスを発揮できるのか不安が山積みではないかと思います。ここに来ては中止や延期はもう無理でしょう。それならば、家にいて静かに応援を送りたいと思います。感染が広がらず、大会が成功のうちに終わったら、それはパンデミック下での大イベント開催への指針になるでしょう。問題は、何をもって成功と言えるかだとは思いますが。

07月25日『週報』より
久しぶりに小学校6年生の練成会指導に行きました。新型コロナの影響で、学校での仕事がほとんどなくなっていました。勘を取り戻せるか心配でしたが、生徒たちはとても元気で集中して取り組んでくれました。うまく乗せられて、時間を忘れて楽しませていただきました。もう長い間、教会に子どもたちの声が響かなくなっています。8月8日の公開ミサ再開、子どもたちの声は帰ってくるのでしょうか? ああそうか、ソーシャルディスタンス、会話も控えなくてはなりませんね。心から笑い合い、声高らかに会話できる日は、まだまだ先になりますね。その日が早く来ますように。

 

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